猛暑がきびしすぎて毎日汗だくのお塩です!
オークション会場であっちこっちと走り回っていると、スポーツをしているんじゃないかというくらい汗だくになります。
さて、前回に引き続きドライブ前の点検についてです。
車両はトヨタのベルタです。
こちらのごく一般的な車両で解説していきます。
上記の赤丸がある項目は必ずチェックしておいた方がいいですね!
それでは、まずはブレーキ液の量をチェックします。
側面にMAXという表記とMINという表記があるのでその間に液面があることを確認してください。
MIN付近かそれより下に液面がある場合には、ブレーキフルードの漏れか、ブレーキパットが減ってしまっている可能性が考えられます。
次はエンジンオイルのレベルゲージを抜いて、エンジンオイル量を点検します。
こちらもレベルゲージの目盛の上限から下限の間にエンジンオイルが付着していればエンジンオイル量としては正常ですが、定期的な交換をしないとエンジンに深刻なダメージを与えてしまいますので、定期的な交換を心がけましょう。
次に冷却水の点検です。
こちらもブレーキ液と同じようにリザーバータンクの側面に記載されているFULLからLOWの表示の間にあれば正常です。通常の走行で水分が蒸発してしまいますが冷却水の成分は蒸発しませんので、減っていれば普通の水道水を補充します。しかし、あまりにも減りが早い場合には漏れが考えられます。
次はバッテリーです。
最近のバッテリーは上記の写真のようにメンテナンスフリーとよばれるものが主流になってきています。メンテナンスフリーなので、バッテリー液の補充などはできない構造になっています。普通の人はバッテリーテスターなどをもっていませんので、チェックする箇所は各端子がしっかりついているかどうか、バッテリーがきちんと取り付けられていてグラつきがないか、そしてメンテナンスフリーバッテリーには必ずといっていいほどついている、簡易的な比重計の覗き窓をチェックしましょう。
バッテリー上面に比重計によるバッテリーの状態の説明書きが書いてありますので、それを参考に比重を見てください。
最後にウォッシャー液を補充しましょう。
市販のウォッシャー液でもいいですし、なければ水道水をたっぷりといれておいてください。
また、ウォッシャー液がちゃんとでるかどうかもチェックしながらワイパーの拭き取り状態もチェックしましょう。
これだけの簡単な作業ですが、事前に確認しておくだけで、効果があります。
万が一、正常値ではない項目があった場合は最寄りの整備工場で点検をしましょう。